日本女子プロ野球オールスター戦を京セラドームに観に行ってきたよ!
と書けば、おいおい、野球に興味あったんかいな?と言われそうだけど、ちょっと違う。いや、ぜんぜん違う。
むしろ、女子プロ野球なんてあったんかいなーレベルで、どんなチームがあるのか、どんな選手がいるのかとかまるでわからん。
まあ、アイドルですね、観に行ったのは。いつもどおり。
ISF(アイドルサマーフェスティバル)2018×日本女子プロ野球リーグオールスター2018のコラボイベント。
たくさんのアイドルグループが京セラドームでライブをする権利をかけて球場の野外に設置されたステージで戦うイベント、だったのかどうか知らんけど(何か一番始めにアナウンサーが1位と2位の発表してたので。すでに結果が出てた?)、思い切り晴天の野外はつらい。
ちなみに女子プロ野球は2試合あって、1試合目は若手オールスターvsベテランオールスターで、2試合目はリトルリーグオールスターで小学生やら中学生やらの試合だった。
で、1試合目と2試合目の間に、野外ステージで1位になったアイドルグループがステージをできるとのことだった。
あと気づいたけど、チラシの「球状内特設ステージ」は誤植だよな。球場と思う。
ほんとに「球状」で、巨大なシャボン玉の中に入って宙に浮きながら唄えるとかなら凄すぎるけど、そんなライブ演出は見たことがないな。
前日日曜が大忙しなら、今年のお盆は稼げると見越して月曜定休日も開けようと思ってたけど、さっぱりヒマだったので、この日は完全オフにして、どこかに行こうと調べて見つけたのがこのイベント。
京セラドームは中に入ったことがないので、1500円(当日券)で入れるならと、野球のチケットを購入した。野外のアイドルのステージは、枠の外からだと無料で見れたけど、せっかく来たんだしね。
野外のアイドルライブは、1組目の神戸flavorから観れた。けど、この時点では、実はチケットの買い方がさっぱりわからず、柵の外から遠目に、といってもぜんぜん見れる距離なんだけど、観てた。でも、ものすごい日差しで、朝10時半から夕方5時までの6時間半を見続けるのは不可能やなと思った。
そういえば、数年前に須磨海水浴場でのアイドルフェスで、これも朝から夕暮れまでやってたけど、ボクは店があるからちょろっとだけしか観なかったけど、3日間フル参戦のシミズシェフは身体が火傷みたいになってた。片目が開かへんとかしばらく言うてた。
そうなるのはイヤやなと思い、球場の中で野球見たり外でアイドル見たりと交互に見る作戦でいくことにした。
1組目の神戸flavor、笹木さん、1曲目から声張っとるねー。2曲目以降は調和を意識したのか抑え気味。でも、それでいいと思う。
突破力のあるボーカルは、ソロだといいけど、グループだとバランスが悪くなるから、ここぞという時(ソロパート?)に発揮すればいいと思う。
ソロパート前に歌舞伎役者ばりの大見得を切って、今からすげーの聴かせるからな!みたいな気持ちでやれば客にうけると思う。
必殺技出す前の事前動作って盛り上がるもんな。
新しいチラシももろた。
「親近感たっぷり」というのが面白いなあ。
親近感とは何ぞや、というのをグループで真剣に考えれば、すごく面白くなるかも。
親近感・・・なんだろう。
世話焼き?
ファンの襟を直してあげたり、外れてるボタンをはめてあげたり。
アイドル側も見に来るファンはかっこいいにこしたことはないので、かっこよくなるように世話を焼いてあげればいいんじゃないかな。整髪料と櫛でかっこいい髪型にしてあげるとか。
世話を焼くというのは親近感につながりそうな気がする。
メンバーの中で親近感を体現してるのは、リーダーの佐原さんで、柔らかな雰囲気は癒し→親近感かなあ。
佐原さんにしろ、笹木さんにしろ、ダイエットがどうたら書いてはったけど、変に痩せないほうがいいと思う。
スラッとしたモデルみたいな子に親近感はわかへんで。
その後、炎天下の中、ライブを見続けるのは不可能だったので、いったん離脱してスタバに。
で、戻ってきたら、りのんが唄ってた。
今もりのんなのかわからん。
とにかくアイドル活動が好きで好きでたまらんのだろう、引退と復活を繰り返してる人で、グループ名も名前もその度に変わる。今は星影エトセトラの横山さんなのか。
NMB48のオーディションの最終まで残ったけど、歌唱で落ちたと聞いたことがあるけど、JK21の頃からボーカルは確かに弱かった気が。
ダンスはJK21の流れをくむ振り付けやなあと思った。
絶対的エースだった田中莉奈失踪後、この人がセンターになってれば、JK21もまた違った展開になってたんやろなあと思う。
14時になり、どうやら野球が始まったので、球場の中へ。
第一試合は、フレッシュオールスターとレジェンドオールスターの闘い。
要は若手vsベテラン。
初回にベテランが若手を粉砕するかのごとく、猛撃猛打で4点を奪い、その裏の若手の反撃をきっちり0点で抑えて、もはや勝負あった感が…。
思い出すのは、昔の全日本プロレスの試合で、成長著しい若手の小橋とベテランでやや下り坂だったハンセンのシングルマッチ。
開始のゴングが鳴る前から、いきなりハンセンの本気のウエスタンラリアートが炸裂して、その後は小橋の目の焦点がまったく合ってないフラフラ状態で一方的なハンセンペースで試合が進んでそのままハンセンが勝った試合。
若手相手に大人げない、おいおいハンセンえぐいな、と思ったもんだけど、若手の小橋を同格、とまではいかないにしても油断ならない相手として、全力で潰しにいったハンセンの凄味が光って、逆に印象に残ってる。
なにが若手じゃ、何がフレッシュじゃ、10年早いわと言わんばかりの叩き潰し。
年取った女性の方が強いってのは感覚的にわかるけど、ほんとに強かった。チーン。
また、女子プロ野球のピッチャーは、球速130kmを目指してるらしく、まだ出した人はいないとか。
男子プロ野球は160kmとかやったような気が。えっと、あいつ、二刀流のやつ、名前がさっぱり出てこないやつが出したんやっけ?160km。
大谷。
今、グーグルで、「バッターもピッチャーもやるやつ」で調べたら名前出てきた。
今は日本にいなくてアメリカで外人になって投げたり打ったりしとるんか。
その後は、外でアイドル観たり、中で野球観たり、意味なく球場周りを1周したり。
球場周りは、レストランがあったり、京セラドームでライブしたミュージシャンの手形コーナーがあったりで、なかなか楽しめた。気づいたら見たことある場所に戻ってきてたので、ああ、一周したんやなと思った。
王子公園駅前のライブハウスbibiでのライブ以来、久々に天空音パレードを観た。
bibiの時は、神戸在住の方無料で、お店から近かったので、ぴらにやのお客さんをゾロゾロと引き連れて観に行ったのだけど、大安亭市場の肉屋さんは最初の数曲で帰ってしまったりと、アイドル初見の方にヲタクが騒ぐのをひっくるめての世界観を理解してもらうのは難しい。
そういえば以前、アイドルがお客の目をじっと見てくる、いわゆる爆レスに耐え切れず(恥ずかしくなって)じっと下を見る人もいたなあ。←カフェ紙さんね。
天空音パレードは、人数は増えてて、ダラダラした雰囲気の子が卒業してて、別グループのようなキレキレなダンスをしてた。
いや、もともとキレキレなダンスをしてたのかも知れんけど、ちょっと前までは、癒し系JKやらピュアホワイトやら言いつつ、めちゃダルそうな芦田愛由って子がすごく目立つグループで、とにかくダラダラしたイメージがグループにも付いちゃってた。髪の色はどんどん変わるし、ネイルも派手だし、それなのに癒し系とかピュアとか真逆じゃねーかという面白さがあった。
なんだか面白くて、本拠地のアイドルテラスに何度か行ったけど、やっぱしユルい。
もっともボクが行ったのは特別ユルい木曜の公演で、水曜の公演はちゃんとしてるよ!と言われた。いや、木曜もちゃんとしろよ、と言いそうになった。
そういうイメージだったグループがめちゃすごくなってたので、いちお、顔は知ってる足森さんとこにチェキ撮りに行って、またアイドルテラス行くねーと言うといた。
アイドルテラスは関西で一番、客席とステージが至近距離、というか間がないライブハウスで、運営によるけなげなスモークとか、付いてくるドリンクが500mlのでかいやつだったりとか、楽屋のドア(アコーディオンカーテン?)がだらしなく開いてて、すげー汚い楽屋が丸見えだったりとか、いろいろ面白いです。
その後は、外のアイドルイベントは終わり、1位をとったKiss Bee WEST(キスビーウエスト)が、京セラドームでライブをするということで、球場の中に入ったけど、環境が悪すぎた。
第一試合と第二試合の間にライブをしたのだけど、第二試合に出るリトルリーグの子たちはキャッチボールとしてるし、第一試合で乱れたグランドを係員たちが整備してるし、こんな状況の中でやるの?という感じで、かわいそうだった。
たぶん、女子野球側にアイドルのライブがあることがあんまし伝わってなかったんじゃないかなあ。
キャッチボールこそは中止したものの、グランド整備はライブ中も続行で、係員は「おいおい、早いとこバッターボックス描き直したいんやけどのう!」的な感じで、唄ってるメンバーのすぐ後ろで土ならししてるしで、1位やのにアウェイな雰囲気だった。
なかなか酷かった。
第二試合の女子野球をビール飲みながらダラーンと観て、終わって外出たら大雨が降ってた。なにこれ。
雨は、日焼けで火照った俺の体を冷やしてくれた。(小説風終わり方)
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