7月23日(月曜)
定休日だったのだけれども、お店にホイホイ行って、入口ドアにパネルを貼ったりして、暑さが少しでも入ってこないようにしたけど、どうだろうねえ。
入口近くのお席はやっぱし暑いだろうけど、エヤコンをバーバー入れて、その冷気をサーキュレーターでグルグル回したりしたりしてるけど、やっぱし暑いだろうねえ。
連日の暑さはいつ何時マシになるのかわからないけど、かき氷とカレーがなかなか売れるので、スイーツカフェとしては、こいつはどうしたものかと思うのだけれども、まあ、いいや。
アイドルをさっぱり観に行ってないなあとふと思い、ああ、この前、アイドルちゃんはお店に来たけど(神戸flavorさん)、こちらからはさっぱり行ってないなあと、何かやってないかなあと調べたけど、月曜はあんまりない。
アイドルのライブは、まず、無銭カレンダーなる便利なもんがあるんで、それ見てから検討したり。
昔、東京に居た時は、小劇団をよく見ていて、というかボク自身も演劇やってたから、めちゃ見てて、やっぱり東京は小劇場の数が多くて、ほぼ毎日、どこかしらで公演があったから、すごく見てた。
あと、プロレスも、多団体時代の頃は、すごくマイナーな団体がすごく小さな体育館で試合してたりしてて、これまた、よく観てた。
つまり何が言いたいのかというと、娯楽にはまるのは、ある程度の環境がないと成立しないということ。
今は、関西圏でも、アイドルのライブがどこかしらで開催されていて、しかも気軽な無料のライブも数多くある。
思い立てば観に行ける環境があるから、今なお、行ってるという感じで、つまりはボクは舞台が好きで、それが時代や環境によって、観に行く対象が小劇団になったりプロレスになったりアイドルになったりしてるのだ。
もうちょい詳しく書けば、未完成で未熟な舞台が好き。
完璧に訓練された完成度の高い、演劇なら劇団四季や宝塚歌劇、プロレスなら新日本プロレス、アイドルならAKBグループの劇場公演、それらも好きで観に行くけど、もっと好きなのは、失敗する危険性のある観ててワクワクドキドキヒヤヒヤするよーな予定外予想外な舞台。
今でも覚えてる衝撃的なとある小劇団の芝居は、主役が風邪で明らかな体調不良で、熱のせいなのかセリフの間が長くて、相手役がすげーやりにくそうで、クライマックスのいいところで咳が止まらなくなって、ヒロイン役の子が泣き出して舞台を降りてしまうという結末、収集つかなくなって強制終了したやつ。
プロレスだと、月光闇討ちデスマッチという暗闇の中でレスラーが闘う試合形式で、お金払って試合を観に来てるのに暗闇で見えないという矛盾が面白くて、でも時間がたつと目が慣れてきてうっすら見えるようになり、結末は決着がついてゴングが鳴り、照明がつくと負けたレスラーが吊るされてたのだけど、そのオチに持っていくための、わりとゴソゴソ用意してたのが丸わかりだったのが面白かった。
地下アイドルは、どこも未完成でスリリングで面白いけど、最近は形式が決まってて予定調和を崩すようなグループが見当たらないのが残念。
一時期、生ハムと焼うどんに注目してたけど、変な終わり方(活動休止)しちゃったからなあ。ちなみに食いしん坊ネームは「金の亡者」。食べ物関係ないね。
7月24日(火曜)
昨日が定休日だったのに、なぜか仕込みに追われる展開。
休みを休みとして使ったらこうなる、ロンリー飲食店あるあるである。
コーヒーの焙煎、カスタードクリーム作り、シュー皮作り、パイ生地作り、クッキー生地作り、カレー作り、etc…
自分が老人になったら、こんな感じの営業は無理なんだろうなあと考えると、老人になるのはいつの日なんだろうかと、ふと考える。
近所の喫茶店で、ロンリー営業だったのが、喫茶神戸屋と喫茶しんとうで、いずれも80オーバーの店主が頑張ってたけど、後期はメニューがほぼコーヒーのみ。神戸屋のほうはサンドイッチも出してたけど、出てくるのに40分かかる話だったし。
いずれにしても明るい未来はあまりないよなあ、とか考えたり。
有り難く忙しい日だったのに、仕込みと営業に追われて、なんか暗い気分になってしまった。
7月25日(水曜)
ひとつのものを追求探究する意思がない。
ぴらにやのコンセプトがぶれるのはこの辺に起因してるのだろうけど、カレーがよく売れるので、しばらくはカレー屋になろうと思う。
いや、ちゃんとお菓子も作ります。
今日もわりと好調な忙しさだった。
7月前半のヒマすぎる日々にくらべると、まるでお店として成立してるのでは、と思った。好調続け―。
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