7月12日(木曜)
とうとうこの日が来た。
ぴらにや創業の2009年以来ずっと使っていた包丁が折れた。
まあ、100均の包丁なのだが、長年使ってることもあって、手に馴染んでるというか、ここの部分をこう使うとこういう風に切れるとかを熟知してる、まるで身体の一部のようなブツだったので、少し困る。
いや、あんまし困らないかな。
使ってて、数年目で切るという機能に関してはあんまりで、刃先がもうなくなってる状態で、切るというより叩き斬るみたいな、西洋のバスタードソードのような感じになってたから、野菜はなんとか切れるけど、肉類はグリグリしないとまったく切れない、そんなわけで、セラミック包丁と併用して使ってたから、まあいいや。
ただ、9年間飲食店してて指を切ったことがないのは、この包丁のおかげ。
どう考えても致命的な指切りミスを覚えてるだけで、けっこうしてるけど、薄皮がめくれるくらいで済んでるのは、切れない包丁を使っていたからである。
しかし、飲食店のくせに100均の包丁を9年も使うなよ。と個人的に思う。
この日はアイスコーヒーがよく出たけど、途中、ひどい目にあった。
アイスコーヒーを入れる容器に使ってたイケアのガラスポットの底が抜けた。
大量のアイスコーヒーがボシャンだかビシャンだかわからんけど、すべて床に落ちて、マジかよ、となった。
ガラスポットの底が抜けるってかなりめずらしいのでは。
7月13日(金曜)
とにかく暑すぎて、豪雨の次は熱波かよ、ととにかくヒマで、13日の金曜日ジェイソンですよーなどと言う元気もなく一日が終わった。
かき氷がふんわりになるポイントをひたすら探して、氷を押さえる強度から削る強さを微調整したりしたけど、結局のところ、注文が入ってから調整せんとあかんのではと思った。
でも、注文が入って削って、店主が確認の味見をするなんてのは時間がかかる。
刀削麺みたいな感じのもうひとつ面積が小さい感じの削れ具合がベストなんだけど、ほんとのほんとに微調整なので、こいつはどうしたものかと。
まあ、かき氷も専門店があるくらいだから、そういう店ではミリ単位の微調整に命を懸ける闘いがあるんだろうな。
7月14日(土曜)
マツヲPとアニーさんがやってきて、この前の豪雨で事務所が崩壊したとか。
西元町なのに。
壁に水が浸みてて、カーペットとかも水でブワーと膨らんでるとか。
移転先を探してるようですので、安い事務所物件あれば誰か紹介したげてー。
この日も「コーヒーだけでもいいですか?」のお客さんが来たので、いっそのこと、「コーヒーだけでも大歓迎」と看板描こかな。ほんと大歓迎なので。
春日野道商店街夏祭りのお知らせのペラ紙を商店街4区の各店に配り歩いたけど、どの店もヒマそうだった。
うちもヒマだったけど。
店の人全員がペンギンの着ぐるみでも着れば、お客さん増えるかな。
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